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現代を活きるプラス 宮本維斗さん

ページID:0046283 更新日:2024年6月28日更新 印刷ページ表示

クルベラ・クルブ・デ・フットボル 代表  宮本 維斗​ さん

代表

インタビュー

今回は、サッカークラブ(クルベラCF)の代表として子どもたちを指導し、昨年から当別町でサッカーイベントを開催する宮本維斗さんにお話を伺いました。​

サッカーのオールラウンダー

サッカーは日韓ワールドカップの開催や、サッカー観戦が好きだった親の影響から始めました。小学1年生の時に地元新十津川町のチームでサッカーを始め、大学生の時まで選手としてプレイしていました。そのキャリアの中で、ゴールキーパーを含む、すべてのポジションを経験したこと、また、チームの中心プレイヤーの立場やベンチメンバーの立場を経験したことが、現在の指導者としての幅につながっていると思います。​

指導者として

人に教えることが好きだったので、高校卒業後は指導者としての知識やスキルを身に着けるため、愛知県の大学に進学しました。また、在学中にレアルマドリード(日本校)でアシスタントコーチとしてアルバイトを始め、海外のメソッドを学びながら、トレーニングメニューの考案や選手への指導を行い、最終的には現場運営責任者まで務めました。その後、札幌市でクルベラCFを設立するため地元に戻り、移住先を探している中で、自身が地方出身であり、娘の子育てや札幌市へのアクセスなどを考えた結果、当別町が最適だと判断し、2023年3月に移住をしました。

当別町に住んでみて

夏と冬の季節など自然を身近に感じられるので、当別町を選んだのはすごく良い選択だったなと思います。そこまで周りを気にせずバーベキューもできますし。もちろん、都会が悪いというわけではありませんが、子どもの成長の面でも、都会で育つとこういった自然の良さを一生知らずに大人になる可能性もあるので、都会に住んでいたころと比較するとなおさら良さを感じています。

自身で考える力

​現在は札幌市内の認定こども園で、園児と小学生を相手に「細かく指示をするのではなく、選択肢を与えて主体的に行動させる」ことを基本に指導しています。サッカーはコンマ数秒で判断を求められます。そのため、認知・分析・判断・実行までの流れを速く、かつ正確にできるように指導しており、例えば「パスは右と左どちらが良いか」を子どもたちに問い、自分自身で考えさせて練習をしています。また、練習以外の部分も大切にしており、例えば、忘れ物をしてしまったとしても怒るのではなく、「次はどのようにすれば忘れないようにできるか」を子どもたちと一緒に考えるようにしています。このように、実社会で役立つ学びを教えています。また、僕ら大人とか親がしなきゃいけないことは子どもを守ってあげることではなくて、転んだり失敗したりすることをこっちが我慢しなきゃいけないことだと思います。そこで子供たちに学ばせないと一回も転んだことない子が二十歳になって僕らから離れた時に、もしかしたらとんでもない転び方しちゃうかもしれないかもしれないからです。今の時に沢山転ばせてどうやってやったらいいか、うまくいかない時とか友達と喧嘩しちゃったとか、一生懸命、一年かけて練習したことが本番で失敗しちゃったとかそういうことを経験させて、自分の気持ちをどう立て直すかということも含めて我々は見守らなきゃいけないということも親に話しています。やはり、失敗した時にこちら側がどういうスタンスでいるかが重要だと思ます。「失敗してるじゃん」とか言うと、失敗が悪いことになるんですけど、失敗した時に、コーチが嬉しそうな感じで「わー失敗したじゃん」、「たまに失敗してくれてありがとう」みたいな。そうしてテンションを上げると、ミスを怖がらなくなるんです。ただ、挨拶とかはちゃんとさせます。サッカーの練習1回でも失敗してもいいじゃないですか。ダメなとこはダメですけど、怒られるチームは怒りますし、練習するなと言うチームはありますけど、クルベラCFはそうではありません。

指導風景

当別が注目されるきっかけに

​当別町は広大な土地と適度な気候、美味しい食材、札幌へのアクセスなど、非常に高いポテンシャルを持つ地域だと思います。前職の時に、スペインのサンセバスチャンで開催されるサッカーの国際大会「ドノスティーカップ」に毎年選手を引率していました。このイベントには世界各国から約2万人が集まり、国際交流と地域おこしが行われていました。これを当別町でもやりたいと、昨年、太美でクルベラCFの関係者を対象に「親子サッカーイベント」を開催したところ、約400人が集まりました。今年は新たにサッカー大会を企画し、クルベラCF以外にも、道内外のチームを集めて開催します。その中で、大会に出場する選手だけではなく、そのご家族、地域の方々がサッカーを通して豊かになれるイベントを創りたいと思っています。そのほかの目標として、当別町にサッカー場をつくり、そこを中心に高齢者施設やカフェなどが集まり、老若男女が交流できるような環境や文化を創っていきたいです。