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現代を活きるプラス 島谷樹さん

ページID:0037632 更新日:2022年10月31日更新 印刷ページ表示

島谷樹さん

島谷さん

インタビュー

今年開催された第50回全日本実業団ハーフマラソンで1時間9分26秒、北海道マラソン2022では2時間38分という記録を残し、休日はジュニア指導や大会のペースランナーも務める島谷樹さんにお話をお聞きしました。

マラソンへの挑戦

​小学5・6年生の時に30 人31 脚を指導してくれた先生に勧められて陸上の大会に出場。そこで走る楽しさを感じ、陸上競技を始めました。中学では400m、高校では800m、大学進学後は5,000mや10,000m のトラック競技をメインに走っていました。大学では監督が市民ランナーのチームを指導していたので、ハーフマラソンを走るランナーと関わることが多く、自分もハーフマラソンを走りたいという気持ちが大きくなり、大学2年生の時に初めてハーフマラソンの大会に出場しました。

その大会で走り切った後は、とてつもない達成感や爽快感がこみ上げてきたのを今でも覚えています。再びその感覚を味わうために、社会人になってからも市民ランナーチームに所属して日々練習に取り組んでいます。

札幌マラソン

札幌マラソン出場時、チームメンバーと(左から3人目)

日々の練習

練習の時に走る距離は、平日は仕事終わりに20km、休日は1日30~40kmです。仕事終わりは、家から9kmほど離れた職場までを往復するコースで練習をしています。平日の練習は、ただ走るのではなく、例えば4kmを一定のペースで走る、2kmを全力で走る、起伏の激しい所を走るなど練習の中にも波をつけています。休日の練習は、所属しているチームメンバーと競技場や公園、河川敷などを走り、平日で満足に距離を走れない分、力を入れています。自分よりもタイムが速いチームメンバーと一緒に走ることができるので、刺激にもなります。

練習をしているとシューズの溝がなくなりケガのリスクが高くなるので、2ヵ月に1回はシューズを新調しています。練習と大会で使うシューズも分けていて、大会用は5レースで交換し、ケガ防止のためにもシューズにはお金をかけるようにしています。

そのほか、体重維持のためにラーメンなどカロリーが高いものを食べるときは、事前に20km走ってから食べるようにしており、摂取カロリーが消費カロリーを超過しないように気をつけています。食べることがご褒美になっているので無理なく頑張ることができています。

​北海道マラソン

​北海道マラソンは、フルマラソンとしても初参加で自分の現状の力を確認するために挑戦しました。35km を越えたころから走るペースが落ち、最終的には立ち止まりもしましたが、ゴールまで何としてもたどり着きたい気持ちで自分を奮い立たせて完走。

結果は目標としていたタイムを切ることはできませんでしたが、所属チームの監督は「マラソンは人生の経験だから、経験を踏んだ方が強くなれる」とよく話しているので、これからも大会に出場して経験を積み、タイムを縮めたいです。

北海道マラソン

北海道マラソンで走っている様子

今後の目標

競技面では、参加資格タイムを切って、国際マラソンの大会に出場することです。そのほか、所属チームが月に1度開催しているランニング講習会で市民ランナーの目標設定の手伝いや、大会でのペースランナーを通して参加者の自己ベスト更新の手助けができたらと思います。
これからもたくさんのランナーと出会い一緒に走り、競技に限らず20 年後30 年後も元気に走り続けることも目標です。

ペースランナー

当別スウェーデンマラソンでペースランナーを務めている様子

自己ベスト

400m 51秒88(2014年7月・第79回札幌選手権)

800m 1分59秒03(2014年4月・札幌記録会第1戦)

5000m  15分21秒09(2020年9月・2020ディスタンスタイムトライアル)

10000m 32分26秒83(2019年8月・第92回北海道陸上競技選手権)

ハーフマラソン 1時間09分26秒(2022年02月・第50回全日本実業団ハーフマラソン)

走っている姿

関連情報

作.AC北海道

島谷さんが所属している市民ランナーチームのホームページです。大会での様子やランニング講習会の日程などが掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

作.AC北海道ホームページ